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10大メリット
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漏斗胸手術
筋層下ナス法の10大メリット
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10大メリット
術後にバーがずれることがない
筋層下ナス法では、バーを直接、左右の肋骨2箇所に糸を付けてしっかり固定するので、バーの位置異常が起きません。当院では900例以上の漏斗胸手術を行っていますが、バーのズレは1件も起きていません。
一般的なナス法で使用されるスタビライザー(安定器)をつけると、胸がそこだけぽっこりふくれてしまうので、特に身体の小さいお子さんなど、見栄えが良くありません。
筋層の壊死が起きない
一般的なナス法では、バーを筋層の上に置くので、筋層が圧迫されて壊死が起きることがあります。
また女児の場合、皮下組織が牽引されて乳房発育不全が起きることがあります。これは女の子としては避けたいことです。筋層下ナス法では、バーを筋層の下に通すので、そうした心配はありません。
手術時間が短い
筋層下ナス法の漏斗胸手術そのものは約2時間、麻酔をかけるのに1時間、覚醒するのに1時間で、だいたい4時間で手術が終ります。
筋肉トレーニングができる
皮下にバーを入れる一般的なナス法では、筋肉が萎縮してしまいますが、筋層下ナス法では筋層下にバーを入れるので、スポーツをしている人ならバーを入れた6ヶ月後から筋肉トレーニングをすることもできます。
3本までのバーを1つの手術創から入れる
一般的なナス法では、バーを3本入れる場合は、左右でそれぞれ3カ所切開する必要がありますが、筋層下ナス法では筋層を剥離する範囲を広げることで、3本までのバーを、左右それぞれひとつの手術創から入れることができます。
傷口が目立たない
男性であれば、症状によっては乳輪のそば(皮膚と乳輪粘膜組織の境目)を切開することで、傷口をかなり目立たなくすることも可能です。
手技自体の死亡リスクがゼロ
筋層下ナス法の手技自体の死亡リスクはゼロです。
これに対して一般的なナス法では、前胸壁と心膜を剥離する際に胸腔鏡を見ながら電気メスで剥離するわけですが、以前手術中に心臓を損傷したケースがあったため、手術の前に心臓の損傷に対するリスクの説明を必ず受けることになります。
他の漏斗胸手術で再手術のリカバー可
一般的なナス法や、それ以前のラビッチ法で漏斗胸を治療して、結果としてうまくいかなくて再手術が必要になった場合でも、もういちど一般的なナス法を行うのは難しいでしょうが、筋層下ナス法であれば問題なく対応可能です。
当院ではそうした再手術をすでに59例行っています。筋層下Nuss法による再手術ですので、安全に行い得るのです。
大人の漏斗胸手術に最適
筋層下ナス法であれば、硬くなった成人の前胸壁を柔らかくするのに.切開を行う必要はありません。大きな力を加えてバーを上に持ち上げますから、安全確実に前胸壁の陥没を治せるのです。
安全性・確実性が極めて高い漏斗胸手術
筋層下ナス法では、肋間筋を少し切った瞬間に、胸壁と心臓の位置と動きを、術者が目視で確認できます。
その時に、前胸壁を持ち上げる時にどのくらい持ち上げるべきか、何に注意しなければならないかをしっかり把握できます。
その結果として、「バーを持ち上げながら回転させる方法がベスト」だということもわかってきました。
バーには幅がありますから、その幅の分を計算して持ち上げながら回転させなければ肋間筋が裂けたり、肺を圧迫することもあり、危ないのです。目視しているからこそ注意できることで、これができるのは筋層下ナス法の大きな利点です。
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